ニュースジャンプ

雑記ニュースあれこれ

【情報詳細】ソユーズの打ち上げ失敗でどうなるISS?その衝撃の秘密とは?

スポンサードリンク

カザフスタンのバイコヌール宇宙基地 から打ち上げられたソユーズ宇宙船が11日の午前に打ち上げに失敗したということである。
失敗のタイミングとしては2段目のエンジンの点火のタイミング。
つまり2段目のエンジンに点火を切り替えることができず打ち上げには失敗したということである。
ニュースを伝えている通信社はノーボスチ通信。
しかし 登場していた二人の宇宙飛行士すなわちロシア人の宇宙飛行士とアメリカ人の宇宙飛行士については緊急着陸をし、怪我などはなかったということである。
宇宙船が打ち上げられたその時間は午前11時40分。 昼前である。
行き先は国際宇宙ステーション ISS である。
しかし問題が発生したのは打ち上げ開始から119秒後である。
2段目のロケットに展開に失敗したとあるが実際の根本原因は一段目のロケットの分離に問題が起こったということである。
つまり1段目のロケット 分離を失敗したということで二段目点火がされなかったということだろう 。
しかしここで ソユーズのフェイルセーフ機能が働いた。
宇宙飛行士を乗せたまま墜落したりすることはなかったのである。
これがアメリカのスペースシャトルなどであればもうこのトラブルの段階で助からないと考えられるのだが。
ここはさすが 剣術で安全なロシアの歴史あるロケットである。
緊急避難システムがすぐに 作動したのだ。
すぐに避難用ロケットに添加され この二人の宇宙飛行士を乗せた緊急避難ロケットは バイコヌール宇宙基地から 約400キロ北東にある平原に無事にパラシュートで着陸したということである。
当然のことながらロシア宇宙庁は事故の原因が解明されるまでは有人宇宙船を打ち上げることはしないというような表現をしておりこれにより ISS に 今現在唯一人を送ることができる手段であるソユーズロケットが使えなくなることで ISS の運用に支障が生じることが想定される。
しかしこのタイミングにおいて偶然ではあるがアメリカの民間宇宙会社スペース X 社が近日民間として初めて有人での 打ち上げを実施しようとしており このロケットについてもISSに人を届ける前提で設計されていることから上手くいけばアメリカのスペース X 社のロケットに宇宙飛行士の輸送を引き継ぐことができる可能性もある。
しかし最悪スペース X 社の有人打ち上げが失敗すれば ISS に人を送ることができなくなりそれはすなわち交代要員送ることができなくなるということである。
その場合は ISS の運用が一時的に停止するということも十分に考えられるのである。
日本国としては完全にアメリカやロシアに宇宙飛行士の輸送は 依存しており これを機に日本独自の有人宇宙輸送システムなどを 考えるべき時が来たのかもしれない。